【脚がつる】原因とメカニズム、自分でできる対処法は?

おはようございます、院長の只野です!

寒い日が続いて体の不調を訴える人が多くなっています。今日は患者様からよくいただく「脚がつるのはなんで?」という質問についてお話していこうと思います。

脚がつる原因は様々あるので、よくある原因4つを紹介します!

冷え

この時期つる原因としてはこれが多いと思われます。

冷えにより脚に血行不良が生まれると筋肉を緩ませる成分が血流にのって末端まで行かなくなります。特に心臓から遠いふくらはぎ、足の裏、足の指などがつりやすくなります。

対処法としてはまず冷やさない。就寝時は薄着にならないようにレッグウォーマーを使うなどしましょう。やりがちな就寝時のカイロは低温やけどの危険があるのでオススメできません!

運動不足

これも寒い時期に多い原因です。

運動不足により筋肉が眠っている状態だと、筋肉を伸ばしたり縮めたりといった信号が脳から送られてきても正しく処理できず誤作動を起こしてしまいます。私たちも寝起きでボーッとしている時にあれこれ言われても対応できないですよね?

対処法として運動不足を長時間作らないというのが重要になってきます。就寝前に軽くストレッチしておく、いきなり動かないように準備運動をする、などですね。

筋の疲労

たくさん歩いた、仕事で長時間立ちっぱなしだった、普段と違う靴を1日中履いていたなど、筋が疲労したときに出るタイプです。筋疲労が溜まっていると伸び縮みの信号を受けても正しく処理できず、混乱して脚がつってしまいます。

この場合は予兆があり、ピクピクふくらはぎが動いたり筋に力が入らなくなるといった痙攣の症状が出てきます。こんな症状がでてきたらストレッチをしたり運動を中止したりして様子をみましょう。

ミネラルバランスの乱れ(水分不足)

そもそも筋肉が伸び縮みするためにはカリウム、マグネシウム、カルシウムといったミネラルが必要です。

大量に汗をかいたり、嘔吐したり、妊娠などによってカラダの水分量が変化すると筋が正しく伸び縮みできずにつってしまうという症状がでてきます。水分補給やミネラル補給をして回復を待ちましょう。

どうしてもつる習慣が治らない場合は病院で筋弛緩薬(エペリゾン)や抗痙攣薬(ジアゼパム)、漢方の芍薬甘草湯(しゃくやくかんぞうとう)などを処方してもらう手もあります。

つってしまったらどうすればいい?

自分でできる処置としてふくらはぎのストレッチがあります。

軽い症状なら・・・

①伸ばしたい脚を後ろにする

②前足に体重をかけてアキレス腱をのばすような姿勢をとる

③伸ばしたい脚の膝を曲げない

 

寝ている間につってしまう【こむら返り】の場合は、上体を起こして手でつま先を天井に向けるように引っ張ります。

 

この時も膝は曲げないようにしましょう。

 

予防として・・・

①冷やさない

②ふくらはぎを使うウォーキングやストレッチで適度な運動を心がける

③水を飲む習慣をつける

この3点に気を付けて過ごしてください!

何日たってもつった感じが治らない、違和感があるという場合はLINEでもご相談を受け付けていますので、お気軽に当院に相談してくださいね!

ただのサポート接骨院