【日常のケガ】親指捻挫の施術例

指の捻挫

【case3:親指の捻挫】

・40代女性
・自宅で運動中に手をついて立ち上がろうとした際に捻ってしまった
・指が変な方向を向いている気がして心配なので当院へ来院

誰にでも起こりえる、手をついて「よいしょ」と立ち上がろうとした際に捻ってしまったというパターンのケガをご紹介します。

「指が変な方向に向いているんです!」と言われると「脱臼か?骨折か?」と一瞬ヒヤリとするのですが、今回は大丈夫でした。よかった。

【所見】

・左手親指の付け根に痛みを感じる
・第2関節が内側に捻じれている
・指を曲げ伸ばしをした時と、ギュッと握る時が痛い
・物は持てる

【施術内容】

・超音波治療
・関節調整
・テーピング

接骨院の治療というとマッサージと電気を思い浮かべる人が多いかと思います。しかし今回はマッサージを行いませんでした。

患者さん視点で考えると「マッサージやってくれないの?物足りないなぁ」と思っていらっしゃるんだろうな・・・というのもわかっています。

しかし今回のようなケガでは、マッサージよりも関節をいい場所に戻す調整の方が必要な場合もあるのです。ここはケースバイケースなので施術前にしっかりとご説明させて頂きます。

テーピングもガチガチに固定するというよりは親指の関節が常にいい位置にいられるようにガイドしてあげるという目的で貼っています。

写真を見ていただくと施術前と施術後で親指の向いている方向が違い、施術後の方が真っすぐになっていることがわかるのではないでしょうか。

指の捻挫

指の捻挫

親指捻挫の場合、日常生活や仕事などで手を使う機会が多いため固定しておくことが難しく、ご時世的に手洗いや消毒の頻度も多いので包帯固定や装具を使った治療の選択肢が取りずらい場合が多々あります。

その点、当院で使っているテーピングは水にぬれても剥がれずらく速乾性のある合成繊維で作られており、便利で手軽に固定ができます。

指のケガでお困りの方は是非一度ご相談くださいね!

ただのサポート接骨院